国産の古い小型の顕微鏡を入手しました。左側は、「有名」な、アースの顕微鏡です・「大正顕微鏡」は、ライツの「傘型」鏡筒微動システムをまねています。レンズは3枚。一般用だと思いますが、かなり考えて作ってあります。九州にお住いの方のブログにも、同じ顕微鏡の紹介記事がアップされていますので、国内には複数台残存しているものと思われます。プレパラート(プレパラットと記載)の箱には、「登録商標 大正式」とあります。少し整備をして実際に観察できるかどうか確かめてみましょう。
「供覧顕微鏡」と「大正顕微鏡」という名の古い顕微鏡
/h4>
【大正顕微鏡】
【供覧顕微鏡】
古い顕微鏡。オリンパス社のホームページには「供覧顕微鏡」と記載されています。実習などで、学生などに順番に見てもらうための顕微鏡です。私が教えていた時代には、すでに学生1人に1台づつ顕微鏡がありましたが、この時代には苦労したんですね。ピント合わせがチョット難しいですが、一旦固定してしまえば、確かに供覧は可能です。この製品は、オリンパス製ではなく、箱には「TOHO」と記載されています。